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SHIBUYA × EVENT

来街者参加型の防災イベント「もしもFES渋谷2024」 U-15ストリートスポーツ大会も
代々木公園

2024-08-31

来街者参加型の防災イベント「もしもFES渋谷2024」 U-15ストリートスポーツ大会も

家族で学べる「防災見本市」「防災体験市」

子どもから大人まで、「防災」「減災」の知識を楽しみながら学べるイベント「TOKYOもしもFES渋谷2024」が8月31日(土)・9月1日(日)、代々木公園イベント広場・ケヤキ並木・ステージ会場で開催される。

今年元日に起こった「能登半島地震」では、現在も多くの人が避難所での生活を余儀なくされている。関東大震災の発生から100年を過ぎ、首都直下地震の発生確率は30年以内に7割と想定されるなか、もしも今、首都直下型地震が起きたら、どうなるだろうか。交通機関はストップし、帰宅困難者は約500万人、避難生活者は約300万人に上るという被害予測。また最近では地震のほか、台風や豪雨などの被害も増している。予期せぬ災害の発生により、75%もの人が思考停止に陥り、適切な行動ができなくなるとも言われ、「防災・減災」の普及啓発や日ごろからの訓練がより重要視されている。

渋谷区では毎年9月に「渋谷区総合防災訓練」を実施してきたが、昼間人口が多く、多様な人が集う渋谷では区民に限らず、いま渋谷にいる一人ひとりが「もしもの日」のために何ができるかを考え、備えることが求められる。そこで、2022年からは災害時の実際の避難場所となる「代々木公園」を会場とし、渋谷区民のほか、渋谷で働く人、ショッピングなどで渋谷に遊びに来た人たちなどを含め、誰でも参加体験ができ、楽しみながら防災・減災に関する知識を深め・身に着けることができるフェス形式のイベントを新たにスタート。2022年9月の初開催では、2日間で総勢20,000人が来場し、昨年実施したイベントでも2日間で22,000人を超える来場数を数えた。

会場内は「防災体験エリア」「アウトドアエリア」などで構成。もしも渋谷で首都直下地震が起きたとき、どんな備えが必要かを今一度考え直すため、「未来の避難所〜災害時のQOLを高めよう〜」として避難時のQOL向上を考え、学ぶエリアを設置。子どもたち、お年寄り、障がい者、ママたち、ペットなど多様な視点から避難所の在り方を考える機会を提供する。

左=メ~テレの「ハピキャン!」がプロデュースする「防災×キャンプ」のコーナー 右=スポーツを楽しむように防災体験・訓練にチャレンジできる

「アウトドアエリア」では、「防災×キャンプ」としてキャンプグッズで災害に備える方法を紹介する。そのほか、防災のイロハを習得する「防災見本市」や、防災のはじめてをなくす「防災体験市」として、さまざまな企業ブースで防災や減災について学べる情報を提供 していく。

同イベントと連携し同日、代々木公園ケヤキ並木ではU-15 (中学生以下) を対象としたストリートスポーツコンペティション「Next Generations Games 2024」も開催。フリースタイルフットボールやブレイキン、ダブルダッチ、ヒップホップを含む4競技が実施される。次代のストリートスポーツシーンを引っ張っていくのは誰になるのか……。

親子や家族、友人と一緒にフェス感覚で防災イベント、ストリートスポーツ観戦に出かけてみてはいかがだろうか。

TOKYOもしもFES渋谷2024

〇開催:2024年8月31日(土)・9月1日(日)10:00~17:00
  〇会場:代々木公園(イベント広場・ケヤキ並木・ステージ会場)
〇入場:無料
〇主催:一般財団法人渋谷区観光協会/一般社団法人渋谷未来デザイン/こくみん共済coop <全労済>/もしもフェス実行委員会
〇共催:渋谷区
〇後援:東京都
〇公式: https://moshimo-project.jp/fes2024

Next Generations Games 2024

〇開催:2024年8月31日(土)~9月1日(日)
  ※大会日:8月31日(土)
〇会場:代々木公園 ケヤキ並木
〇競技:ブレイキン ソロ(Girls・Boys)/ ダブルダッチ ソロ(Mix)/ ヒップホップ ソロ(Mix)/ フリースタイルフットボール ソロ(Mix)
〇資格:中学校3年生以下の男女 エントリー無料 ※必ず保護者の承認を得てエントリーすること。
〇プライズ:
優勝・準優勝…トロフィーおよび副賞
TOP4…9月1日(日)の 『もしもFES渋谷2024』 メインステージでのスペシャルパフォーマンス出演権
〇主催:Next Generations 実行委員会(主管:一般社団法人渋谷未来デザイン)