SHIBUYA × EVENT
2024-11-05
SHIBUYA ART SCRABLE 2024 「木工芸術の世界へようこそ!」
第16回渋谷芸術祭
2024-10-09
情報元:ピーティックス ( Peatix )
世界に誇る日本の伝統工芸は、時代と共に技術や歴史、文化を紡いできましたが、後継者不足や需要減少、原材料高騰などにより衰退傾向にあります。木工芸術においてもライフスタイルの変化や過疎の影響を大きく受け、日常的に触れる機会が減少しています。今回、伝統産業の若手経営者の支援を行ってきたエヌエヌ生命と、観光事業の振興を通して「国際文化観光都市・渋谷SHIBUYA」の実現を目指す渋谷区観光協会がタッグを組み、それぞれゆかりのある木工芸術の第一人者2名をお招きしたイベントを企画することになりました。世界と未来そして可能性が多角的に交流し常に新しい気づきを生み出す「第16回渋谷芸術祭2024〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」を通して、木工芸術への理解とその可能性を広め、後世に残していくことを目的に実施します。
エヌエヌ生命と渋谷区観光協会は、2023年にHACHI100プロジェクトの一環として共同開催した、大館市の農業生産者と東京の事業者をつなぐ「めぐり会いではじめるイノベーション」に続き、2024年は秋田県大館市が誇る伝統工芸品「大館曲げわっぱ」の第一人者である有限会社柴田慶信商店の代表取締役・柴田昌正さんを渋谷にお迎えし、トークセッションを実施します。世界に誇る「曲げわっぱ」の魅力や存続に向けての課題、そして古来より日本人が愛してきた木工芸術の可能性についてお話いただきます。
同じくトークセッションに登壇するのは、2021年からエヌエヌ生命のサポートのもと欧州をはじめとする海外市場で挑戦を続けるだんじり彫刻師で株式会社木彫前田工房の代表取締役である前田暁彦さんです。街中を豪快に走るだんじりは、その全身を躍動感に満ちた彫り物で装飾されており、欅の板から彫り出された芸術表現です。オランダ人デザイナーとの出会いと協業を経て、新商品の発売やオランダ出展、前田さんの故郷・堺市と長崎市、そしてオランダの日本博物館での展示など大きく飛躍を遂げています。
木工芸術の可能性を広くたくさんの方に知っていただく場となることを期待するとともに、木工芸術が担う技術や伝統を未来へとつないでいくための一助となることを願っています。
【実施内容】
日時:2024年11月5日(火)19時00分~20時30分(18時30分開場)
対象者:木工芸術に興味のある皆様、家業の後継者の皆様
人数:~50名
場所:エヌエヌ生命保険株式会社 本社 会議室
東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア44F
イントロダクション(10分):「渋谷にやってきた中小企業サポーター」
一般財団法人渋谷区観光協会 事務局長 小池ひろよ
エヌエヌ生命保険株式会社 事業開発部長 遠藤哲輝
トークセッション(70分):「日本から世界に飛翔する木工芸術の可能性」
有限会社柴田慶信商店 代表取締役社長 柴田昌正さん
株式会社木彫前田工房 代表取締役 前田暁彦さん
モデレーター:エヌエヌ生命保険株式会社 事業開発部 保谷友美子
(トークセッション・登壇者プロフィール)
有限会社柴田慶信商店 代表取締役社長 柴田昌正さん
1973年秋田県大館市生まれ。大学卒業後、2年間の会社勤めを経て秋田へ戻り、24歳で父・慶信氏に弟子入り、曲げ物の道に入る。2010年には柴田慶信商店の代表取締役に就任。全国伝統的工芸品公募展 日本伝統工芸士会長賞、日本クラフト展入選などを受賞。2019年には、製品販売、製作体験のほか、国内外から収集した曲げ物の展示も併設する「わっぱビルヂング」を大館駅前にオープン。2020年大館曲げわっぱ協同組合理事長に就任。2021年 全国伝統的工芸品公募展で内閣総理大臣賞を受賞(天然杉シャンパンクーラー大、中、小)、2022年 全国伝統的工芸品公募展で経済産業省製造産業局長賞を受賞(Possibility of Magewappa(手洗い鉢と壁掛け鏡))。2023年 新ブランド「源平(GENPEI)」~伝統の技術で始める、持続可能なものづくり~をイタリア「ミラノデザインウィーク」で発表。
株式会社木彫前田工房 代表取締役 前田暁彦さん
2008年に大阪府岸和田市にて木彫前田工房創業。大阪南部を中心に行われている「だんじり祭り」で使用される山車の一種である「だんじり」に施される木彫刻(だんじり彫刻)を主として製作。だんじり以外にも一般的な山車、神輿、布団屋台、社寺建築など彫刻が伴うものに関しては数多く製作してきた実績があり、山車や神輿以外に、個人向けの商品としてオーダーメイドの置物、表札、看板、インテリアなど、これまで培ってきた高い彫刻技術を生かした商品を多く製作してきた。2021年1月に大阪市内に工房を移転し、同時に法人化も行い、事業拡大と幅広い分野への進出を目指し日々励んでいる。
エヌエヌ生命保険株式会社 事業開発部CSV推進チーム 保谷友美子
2021年入社。社会貢献活動を担当。家業後継者のイノベーション支援活動「家業イノベーション・ラボ」の実行委員として活動に参画。2021年、伝統産業を担う若手経営者に向けた欧州進出支援プログラムを立ち上げ、エヌエヌ生命の故郷であるオランダと日本をつなぎ、次世代経営者と海外デザイナーが協業しながら現地生活者のニーズに合わせた商品開発および海外販路開拓を支援している。
共催:エヌエヌ生命保険株式会社、一般財団法人渋谷区観光協会
後援:大館市
イベントへの参加申し込みは
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