SHIBUYA × EVENT
2024-06-07
【50名限定先着順】一般社団法人つなげる30人主催<つなげる30人カンファレンス2024@渋谷>SPECIAL SESSION
社会のアップデートには何が必要か?
情報元:ピーティックス ( Peatix )
社会課題を解決するソーシャルイノベーションの創造は21世紀を生きる私達にとって大きな責務であり、そのためには企業・行政・NPOなどのセクターを越えたつながりと共創が欠かせません。
しかし一方で、地球規模での格差・分断・排除も拡大し、スウェーデンの調査機関V-Dem(多様な民主主義)研究所の発表によると、2023年時点の「自由民主主義指数」が1985年の水準に後退したと報告がなされました。これは米国と旧ソ連による東西冷戦時代の状況に戻ったことを意味します。(参考記事【日本経済新聞】:世界の民主主義、冷戦期並みに後退 南アジアや東欧顕著)
現在、この流れが、このまま加速するのか、あるいは新しい形で社会がアップデートしていけるのか、大きな分岐点になっていると捉えています。
そのような中、もしかしたら大きな社会のアップデートに「つなげる30人」が持つ様々な要素が貢献できるのでは、と感じる機会が増えて来たのです。
「つなげる30人」の残してきた成果
「つなげる30人」は、東日本大震災後の復興まちづくりの過程から強いインスパイアを受け、2016年に企業・行政・NPOによる官民共創プラットフォームとして渋谷区で発祥し、この8年間で国内15拠点に拡がり、2023年一般社団法人つなげる30人設立以降、全国の関係者がエリアを越えてつながりを深めています。
「つなげる30人」の特徴は、個々が組織の役割や肩書に囚われず、対等に個としてつながり、安全安心な環境の元、対話を繰り返すことで信頼関係を深め、街のため、自組織のため、そして何よりも自身の豊かな人生のために事業創造していくことにあります。
このように、これまで「つなげる30人」は「街の中で、業種・業界を越えたフラットな同級生のような関係性」を構築し、「街を良くしていくための事業創出」をすることを一つの型としていました。
【これまでの成果を整理した記事】
・一般社団法人つなげる30人のnote
・Forbes JAPAN(代表理事加生の寄稿)
・Stanford Social Innovation Review Japan(代表理事加生・理事野村の寄稿)
・News Picks(理事日比谷の寄稿)
大きな変化の兆し
一方、2023年度、「つなげる30人」に大きな変化の兆しが訪れました。
地域政党主催の政治塾とのコラボレーションによって、議員と民間人が対話することで実際に出されたアイデアが東京都の政策に即時反映されたり、「ゴルフをつなげる30人」のようにエリア起点ではない事例が初めて出てきたのです。
これらの動きを通じ、「つなげる30人」に対して、形成過程の民主化及び多様化にるポリティカルイノベーションの推進や、業界やテーマ単位でのイノベーション創出などの新たな期待が出てくるようになりました。
今回のSPECIAL SESSIONでは、このような知見を深めるため、関連する多様なステークホルダーをお招きしています。
まず、第一部では、様々な共創コミュニティと「つなげる30人」の比較を整理します。
Thunderbird School of Global Management(サンダーバード国際経営大学院/米国 アリゾナ州フェニックス)で「つなげる30人」の研究を行うササオルーフ侑希氏が凱旋帰国し研究成果(邦題「クロスセクター協働でソーシャルインパクトを産むためには」)を報告した後、「つなげる30人」の原型を作った株式会社フューチャーセッションズに所属する西山なつ美氏、そしてキャリアカウンセラーの星野翔太氏と共に、新たな「つなげる30人」の活用の可能性や、クロスセクター人材育成や、共創プロジェクトの本質について深めていきます。
第二部では、前述の「政治塾」と「ゴルフをつなげる30人」の事例紹介を通じて、「つなげる30人」が持つ新しい可能性について知見を深めていきたいと思います。
まず、地域政党が主催した政治塾の事例を通じ、実際どのようなプロセスを経て政策形成及び実現に至ったか等について振り返りながら、クロスセクターで政策形成する意味や可能性を整理していきます。
また、2023年度開催された「ゴルフをつなげる30人」のプロデューサーの廣兼 祐介氏、事務局長の木下裕介氏を招き、初のテーマ起点での「つなげる30人」開催をした手応えや成果を共有しながら、今後の様々なテーマへの応用の可能性についての可能性を探っていきたいと思います。
【是非、こんな方は是非ご参加ください】
・これまでの「つなげる30人」主催メンバー及び、参加メンバー(30人当事者)
・「つなげる30人」の一員になってみたい方
・「つなげる30人リーグ」準備加盟団体の主催メンバー
・一般社団法人つなげる30人関係者
・自身がお住まいの地域や掲げるテーマで「つなげる30人」を企画したいと考えてる方。
・ソーシャルイノベーションや共創等のキーワードに関心を持っている方。
【ゲスト】
Thunderbird School of Global Management大学院生
Excel House, LLC 代表
一般社団法人つなげる30人カタリスト
ササオルーフ 侑希
福岡県のいなかまち出身。県立高校卒業後、単身渡米。
ニューヨーク州立大学を卒業後、PwC世界本社のニューヨークシティで会計監査に従事。
西海岸での勤務もトライすべく、Deloitteのオレゴン州ポートランドオフィスに転職。
2019年、自身のホームレス体験をもとに、Deloitte勤務中に留学生・移民支援のためのアパートExcel Houseを設立。
2020年のBlack Lives Matter運動をきっかけに、日本でもD&Iについて対話をすべく、組織開発・人事コンサルティングのHRインスティテュートに入社すべく日本へ帰国。
2023年、より大きなインパクトを生むため、仲間探しをするために現在全米No.1のグローバルマネジメントスクールにて大学院生として在籍中。
学業活動の一環として、発案者の野村恭彦さんと共著でつなげる30人に関する研究論文を作成中。
「渋谷をつなげる30人」の6期生であり、現在カタリストとして社団法人つなげる30人の運営のお手伝いも。
関心領域は、地方の機会ギャップ、移民難民、D&I、ソーシャルサステナビリティ、キャンプ、愛犬との生活。
株式会社フューチャーセッションズ
コンサルタント
西山なつ美
大学在学時から若者を中心としたまちづくり活動を実践中。現在は行政・地域自治組織・NPO法人等を横断した、地域課題の解決に向けた取組みを持続的に実践するための組織の中間支援の活動も行う。
フューチャーセッションズでは、企業・自治体のビジョンや将来構想、市民・行政・企業のセクターを越えた協調アクションの共創を、創造的な対話の場づくりを通して支援している。
キャリアコンサルタント
星野翔太氏
大手人材総合サービス会社に入社し、大手から中小企業まで幅広い企業の採用・人材育成を担当する。
また福島県にて震災復興に関する事業立上げを経験。
その後、中央省庁及び地方自治体と連携した地方創生事業を推進。
「地域企業の人材育成」や「移住促進事業」「観光事業」を人の観点からリードし、地域における副業・兼業推進等の多様な働き方創出に取り組む。
現在は「挑戦し続ける人を応援する」ことをキーワードに、新規事業開発支援や、オンライン1on1カウンセリングなど)、人材開発・地方創生関連のプロジェクトを多く手掛ける。国家資格キャリアコンサルタント。
ゴルフをつなげる30人 プロデューサー
SPORTS WAVE株式会社 代表取締役
廣兼 祐介
運命の転機は、高校3年生の時に、米国現地で観戦したメジャーリーグベースボール。
スタジアムの一体感、ファンが心の底から楽しんでいる姿に感銘を受け、スポーツカルチャー、スポーツビジネスの領域に関心を抱き、早稲田大学スポーツ科学部へ入学。
在学時には、主にスポーツマーケティング、スポーツ経営学(木村和彦ゼミ)を研究。また、所属していた体育会ゴルフ部では、4年間を通じてたった一度だけレギュラー入りを果たす。主に芝生と宴会の席を温めた。
大学卒業後はCATV大手運営会社に入社し、ゴルフ専門テレビ局に8年間勤務。放送事業、イベント事業、マーケティング事業に従事。
日本のスポーツ文化価値向上につなげる事業を推進すべく、2016年4月にSPORTS WAVE株式会社を設立、同社代表を務め、ゴルフを中心としたメディア企画、イベント企画、選手マネジメント、プロトーナメントなどのオペレーション/プロデュース/全体オーガナイズを生業に活動中。
ゴルフをつなげる30人 事務局長
一般社団法人ゴルフライフデザイン 代表理事
木下裕介
2015年、リクルートに入社し、エンジニアやマーケターとして新規事業開発に従事。
その後、博報堂グループへの広告系SaaSの事業譲渡を経て、インドアゴルフをきっかけに始めた大好きなゴルフの魅力を広く発信すべく、2021年にCOOとして住地ゴルフに入社。
また、新しいゴルフの価値を創造するプラットフォームとして一般社団法人ゴルフライフデザインを設立し、「ゴルフをつなげる30人」の運営を行う。
【進行役】
一般社団法人つなげる 理事
日比谷尚武
「人と情報をつなぎ、社会を変える主役を増やす。」をテーマに、セクターを横断するコネクタ。広報、マーケティング、新規事業の支援、コミュニティ作り、官民連携促進を中心に活動。
kipples代表・一般社団法人Public Meets Innovation理事・公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会 広報副委員長・Shibuya Startup Support PR担当特別アドバイザー・ロックバー主催、他。共著「現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識」
一般社団法人つなげる 代表理事
加生健太朗
大学卒業後、通信会社にて法人営業を行った後、フリーランスとして独立。震災後、東北での行政と住民との対話の場作りを行った事を契機に、2016年から渋谷区の企業・NPO・市民・行政によるクロスセクターまちづくりプログラム「渋谷をつなげる30人」を運営し、ディレクターを務める。
2022年につなげる30人を一般社団法人化し、現在代表理事を務める。2023年、株式会社ADDRIVE代表取締役を創業。
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