SHIBUYA × EVENT
2024-06-25
【The Behaviour Project talk session #03】中国と韓国のふるまい 〜 ダンサーとキュレーターの視点でふるまいを観察する
東京・ソウル・北京の3都市でのフィールドワーク
2024-06-04
情報元:ピーティックス ( Peatix )
都市に暮らす人々の「ふるまい」に焦点をあて、日中韓3カ国から2人ずつ、計6人が共に身体表現の専門家として各国のふるまいを比較観察・収集・実験をしていく、ビヘイビアプロジェクト。
東京・ソウル・北京の3都市でのフィールドワークの一環として、日本人ダンサーのシマダタダシ氏と北川結氏が2024年6月5日から11日までソウル、6月13日から19日まで北京を訪れ、人々の「ふるまい」を観察します。このトークセッションでは、2都市でのリサーチを終えたシマダタダシ氏と北川結氏を迎え、フィールドワーク期間中にソウルと北京でどのような「ふるまい」に興味を持ったかを共有し、人々がなぜそのようにふるまうのかという問いを、参加者の皆さんと共に考えながら、ふるまいの背景にある自身の日常や文化について考えます。
ゲストに澤隆志氏をお招きします。映画祭ディレクターを経て現在フリーランスのキュレーターとして、パリ日本文化会館、あいちトリエンナーレ2013、東京都庭園美術館、青森県立美術館、長野県立美術館などのプロジェクトに関わる澤氏。日本人ダンサーがフィールドワークで収集してきた中国と韓国の人々のふるまいに触れつつ、どのようにそれらの素材を"ならべて""つなげて"表現にしていくのか、ビジュアルアーツやキュレーションの視点から、身体と表現の関係性について考察していきます。
【イベント概要】
日時|2024年6月25日 (火) 19:00〜21:00(受付開始18:30)
対象|社会人、学生、アーティスト、ふるまいに興味のある方は、年齢に関係なくどなたでも大歓迎です。
定員|20名
参加費|無料
会場|渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS クロスパーク[map]
主催|architecting stories合同会社 ビヘイビアプロジェクト
【プログラム】
19:00-19:10 はじめに / プロジェクト紹介(10分)
19:10-19:40 日本ダンサー[シマダタダシ氏 / 北川結氏]と行ったソウル・北京でのふるまいのフィールドリサーチ報告(30分)
19:40-20:00 ゲスト[澤隆志氏]の活動紹介・Q&A(20分)
20:00-20:45 ソウル・北京のふるまいから顧みる東京の人たちのふるまいについてのグループディスカッション(45分)
20:45-21:00 まとめ(15分)
【ゲスト】
シマダタダシ
ダンサー・測量工
1986年横浜市生まれ。19歳からメソッド演技法を奈良橋陽子主宰 UPSアカデミーで学び、その中で身体表現と出会いダンスの活動を始める。鈴木知久に師事。日々の生活にまみれたパーソナルな身体性や感情の記憶をベースに、今この瞬間にただ存在するということのリアリティを追求し、即興を軸に活動。横浜ダンスコレクションEX2013作品部門奨励賞受賞。2013年より日韓ダンス交流プロジェクトで、ソウル・八戸・横浜の3都市で公演を行う。その他、国内外で活動。現在は、都会の片隅に在る一つの現象として捉えた自身の存在とその表現をEdgeofthecityと称し、日々の移ろいを身体を軸に探究している。
北川結
ダンサー/振付家/イラストレーター
6歳からモダンバレエをはじめる。桜美林大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。2008年より白神ももこ主宰のモモンガ・コンプレックスにメンバーとして参加。ダンサーとして木佐貫邦子、伊藤千枝子、小野寺修二、岩渕貞太など様々な振付家、演出家の作品に出演。また、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、長塚圭史、立山ひろみ演出による演劇作品にも出演している。2017年、横浜ダンスコレクション2017 コンペティションⅠにて奨励賞を受賞。イラストレーター“きたがわゆう”としても活動している。
澤 隆志
アドバイザー
2000年から2010年までイメージフォーラム・フェスティバルのディレクターを務める。現在はフリーランスのキュレーター。パリ日本文化会館、あいちトリエンナーレ2013、東京都庭園美術館、青森県立美術館、長野県立美術館などと協働キュレーション多数。「めぐりあいJAXA」(2017-)「写真+列車=映画」(2018)「継ぎの時代」(2021-)「たまき」(2023)など企画/プロデュース。
中澤大輔
ビヘイビアプロジェクト ディレクター
芸術家・デザイナー・物語活動家
人や場所、社会や習慣といった私たちの日常の背後に潜む小さな物語に耳を傾け、収集された物語を再構成することで、新たな物語を生み出す芸術作品の制作やデザインを行っている。彼のバックグラウンドである演劇・建築・文化人類学の手法を用いて、人々が参加し体感しながら、オルタナティブなものごとの見方を発見するための体験型作品を制作している。ビヘイビアプロジェクトは、世界から多様な人が集まるロンドンに留学している際に着想を得て、帰国後の2018年から準備を開始。コロナ禍を越えて今年から活動を再開する。
【撮影について】
当日のイベントの様子を映像・写真撮影させていただきます。撮影した映像や写真は、QWSウェブサイトおよびビヘイビアプロジェクトからの情報発信、今後イベント等を開催する際のホームページ、SNS、プレスリリース、イベントの告知等に使用させていただきます。写真の使用を控えて欲しい方はイベント前または当日に必ずお申し付けください。
【ビヘイビアプロジェクトとは?】
東京、北京、ソウルの街に暮らす人々の「ふるまい」に焦点をあて、日中韓3カ国のダンサー2人ずつ、計6人と共にパフォーマンス作品を制作する実践型アートプロジェクト。リサーチ過程では3カ国のダンサーたちと3都市を訪れ、オフィス街やショッピングセンターなど様々な場所で、都市に暮らす人たちのふるまいを観察します。そして自分の所属する社会の生きづらさを、隣国の社会との比較を通じて見つめ直し、ダンサー1人ひとりがこうありたいと思える新たな「ふるまい」を表現。ドキュメンタリー番組・パフォーマンス・展示の形で発表します。
[ウェブサイト / Facebook / Instagram]
【お問い合わせ】
architecting stories合同会社
bh@architectingstories.com(中澤大輔、岩中可南子、元行まみ)
イベントへの参加申し込みは
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