心躍る世界を、渋谷から。

SHIBUYA × EVENT

渋谷ヒカリエで「d design travel SHIMANE EXHIBITION」 島根の個性をデザインと旅の視点から紐解く
d47 MUSEUM

2025-03-20

渋谷ヒカリエで「d design travel SHIMANE EXHIBITION」 島根の個性をデザインと旅の視点から紐解く

d design travel SHIMANE 出版記念

日本各地の地域文化をデザインの視点で紹介する観光ガイド『d design travel』の最新刊「島根号」の出版を記念した展覧会『d design travel SHIMANE EXHIBITION』が2025年3月20日(木)から6月29日(日)まで、渋谷ヒカリエ8階「d47 MUSEUM」で開催される。

同展は「その土地ごとの個性」をテーマに、日本各地の文化や暮らしを伝える『d design travel』シリーズの35県目となる「島根号」の刊行を記念したもの。島根県は、「過疎」という言葉が生まれた土地であり、東京から最も遠い都市を持つ県など、“日本一の田舎”として揶揄されてきた。しかし、「"陰"であって、本当によかったと思う。閉鎖的であったからこそ、独自の歴史や文化が生まれ、島根県ならではの気質や気風が育まれ、ずっと、大事に守られてきた」(編集長・神藤秀人氏)とし、それが唯一無二の魅力だという。

島根の暮らしと文化を体感できる展示内容

会場には、島根県ならではの暮らしの道具や日用品、工芸品、さらには建築の一部までが展示される。これらの品々は、編集部が取材中に出会ったものであり、それぞれに歴史や進化が息づいている。訪れた人びとが「実存する島根県のデザイン」を知るきっかけとなることを目指している。

また、会場内には「島根物産MARKET」もオープンし、同誌編集部が選んだ島根県のおみやげ約200品目が並ぶ。石見神楽の端材を活用したプロダクトや宍道湖のしじみ、藍染製品など、地元ならではの逸品が揃う。

「島根定食」で味わう島根の食文化

同フロアに併設する「d47食堂」では、島根県の伝統料理や特産品を活かした「島根定食」が提供される。干物をメインに、くじら飯、宍道湖のシジミ汁、隠岐島のアラメの炒め煮、赤てんなど、地域の味を堪能できる内容となっている。提供期間は3月7日(金)から7月3日(木)まで。

同展は事前申込不要で、入館はドネーション形式。来場者は自由に入館でき、帰り際に寄付をすることで、D&DEPARTMENTのロングライフデザイン活動に貢献できる。島根県の魅力を深く知る機会として出かけてみてはいかがだろうか。

開催概要
  • 名称:d design travel SHIMANE EXHIBITION
  • 会場:d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
  • 会期:2025年3月20日(木) - 2025年6月29日(日) ※6月10日(火)~6月11日(水)のみ休館
  • 時間:12:00〜20:00(最終入館19:30)
  • 入館:ドネーション形式(会場受付)
  • 主催:D&DEPARTMENT PROJECT

開催場所