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SHIBUYA × EVENT

Towards Creative Entrepreneurship ― クリエイティブ領域における社会実装の可能性、その方法論を問う1dayカンファレンス
SHIBUYA QWS

2025-11-21

Towards Creative Entrepreneurship ― クリエイティブ領域における社会実装の可能性、その方法論を問う1dayカンファレンス

創造的な社会を、ここからデザインしていくために。

情報元:ピーティックス ( Peatix )

Towards Creative Entrepreneurship
クリエイティブ領域における
社会実装の可能性と、その方法論を問う
1Dayカンファレンス
マーケットや経済合理性だけでは解決が困難な物事に溢れた、いまの社会の中で
私から始まる美学や感性、そして私たちを捉える社会への想像力を強いモチベーションに、
ポジティブな未来社会を構築していくための、新たな選択肢をいま提示していくこと

その実践的な行動や社会実装こそが、建築や都市、デザイン・アート領域の本来の価値であり、
「クリエイティブ」という概念と姿勢のリバイバルなのではないだろうか

いまこの瞬間にも、歴史上のクリエイターたちを超えて、
数十年後を見据えた新たな文化を生み出す可能性を秘めた
独自の感性と熱意を持つ人々が確かに存在している

彼らがクリエイティブ・アントレプレナーシップを発揮し、
この混沌とする社会に新たな選択肢と希望を生み出していくためには、
新しいエコシステムやファイナンススキームをデザインし、
既存の業界構造や制度、仕組みをしなやかに変革していく必要がある。

“Towards Creative Entrepreneurship”

創造的な社会を、ここからデザインしていくために。
さあ、一緒に議論を始めよう


Introduction
建築・デザイン・アート領域(クリエイティブ領域)においては、自らのアイデアをプロジェクト化し、実現・持続させ、既存の社会の介入や変革を目指していくような、アントレプレナーシップ精神は十分ではありません。このような状況を変えていくために、私たちは、自らの美学や感性、経験をベースにして内発的な問いを立て、積極的に社会との接点を構築し、具体的な形を生み出しながら、社会に新たな選択肢を提示していく創造的な姿勢のことを「Creative Entrepreneurship」※と呼称し、建築・デザイン・アート領域の持つ、本来の可能性を解き放ち、社会を変えていく人々を育みたいと考えています。
ASIBAと@カマタの2社は、建築・デザイン・アート領域の持つクリエイティブな視点から始まるプロジェクトに可能性を見出し、社会的な実践や事業化、社会実装の加速のための橋渡しや誰しもがクリエイションを諦めることなく、持続的に活動を行いにくいできるようなエコシステムづくりを行ってきました。本イベントでは、「Creative Entrepreneurship」を発揮するプレイヤーの輪郭や姿勢、実践を加速させるための新たなエコシステムの生み出し方、適切なファイナンスのスキームを探索し、未来に向けた創造的な文化的土壌をこれからの社会に向けてどのようにデザインできるのか?を、デザイナー/アーティスト/アーバニスト/建築家/キャピタリスト/シンクタンクなど、多様な専門家とともに議論を行います。

※Creative Entrepreneurshipについては以下の記事をご覧ください。
https://note.com/asiba_studio/n/n1fa623bd645b
※@カマタとASIBAの連携については以下のプレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000149514.html

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Time Table
12:30-13:00|受付
13:00-13:30|オープニング+解題
13:30–15:00|セッション①:「製作しつづける環境」をデザインする
15:00-15:30|交流・ネットワーキング(軽食をご提供)/ ASIBAリクルート相談会
15:30-17:00|セッション②:動かない社会をどう動かすか 構造に挑むためのアントレプレナーシップとは?
17:00-17:30|交流・ネットワーキング(軽食をご提供)/ ASIBAリクルート相談会
17:30-19:00|セッション③:社会変革を見据えた、新たなクリエイティブ・エコシステムを考える
19:00-19:15|クロージング
19:15–20:40|交流・ネットワーキング(軽食をご提供)/ ASIBAリクルート相談会

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TALK SESSION

▪️セッション① 13:30–15:00:「製作しつづける環境」をデザインする

資本主義社会において、クライアントワークのみでは実験的な表現や創造が難しくなりつつある。こうした状況のなかで、自ら事業や仕組みを立ち上げ、「製作しつづけるための環境」をデザインするデザイナーたちがいる。本セッションでは、デザイン・製作・事業が循環する新たな実践を通して、現代のデザイナーが自らのアジェンダをもとに能動的に創造するための環境と、その新たなモデルを探る。


ゲスト:生駒 崇光 氏
ICOMA Inc. 代表取締役
桑沢デザイン研究所プロダクトデザインコース卒。株式会社タカラトミーで「トランスフォーマー」の海外事業を担当。
その後、株式会社CerevoでIot家電製品の開発を行い、2016年からGROOVE X株式会社にて家族型ロボット「LOVOT」 の開発に携わる。2021年に ICOMA Inc.を創業。専門学校桑沢デザイン研究所非常勤講師、総務省公認異能β、科学未来館 上席客員研究員(-2025/3)


ゲスト:大日方 伸 氏
積彩 CEO/デザイナー
25歳でデザインスタジオ「積彩」を立ち上げ、見る角度によって色彩を変化させる3Dプリント技術「Transcolor Printing」を独自開発。十二単や民藝から着想を得た日本人特有の豊かな 色彩表現と、3Dプリントという先端技術を融合させる試みは、ファッションや建築など多分野から注目を集め、産業連携にも活動の幅を広げている。大阪・関西万博でパナソニック製の植物 由来素材「kinari」を用いたオブジェ制作を手がけるなど、環境負荷の低いものづくりにも定評がある。

ゲスト:林 登志也 氏
we+ デザイナー/クリエイティブディレクター
1980年富山県生まれ。一橋大学卒業。学生時代より舞台演出に携わり、広告会社等を経て2013年we+ inc.を共同設立。リサーチを起点とする作品制作やインスタレーションといった領域横断型のアプローチから、ブランディングやコミュニケーション戦略まで、幅広い分野に精通し各種プロジェクトを手がける。広告賞、デザイン賞等受賞多数。法政大学デザイン工学部兼任講師(2019年〜)。国内外にてアワード審査員、教育機関での講師、セミナー等での講演も行っている。

ファシリテーター:連 勇太朗
建築家、博士(学術)。株式会社@カマタ取締役、NPO法人CHAr代表理事、明治大学専任講師。主なプロジェクト=《モクチンレシピ》(CHAr、2012)、《梅森プラットフォーム》(@カマタ、2019)など。主な作品=《2020/はねとくも》(CHAr、2020)、《KOCA》(@カマタ、2019)など。主な著書=『モクチンメソッド──都市を変える木賃アパート改修戦略』(学芸出版社、2017年)。

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▪️セッション② 15:30-17:00:動かない社会をどう動かすか 構造に挑むためのアントレプレナーシップとは?


行政や市民参加、まちづくりといった領域は、複数の制度・組織・関係性が交錯し、簡単に変わることはない。それでも、暮らしに密接に関わる領域だからこそ、そこに変化を仕掛ける意志と方法が求められている。非市場的かつ公共的な領域でアントレプレナーシップを発揮する3名の実践者が、それぞれの現場で「動かなさ」とどう向き合い、どんな戦略で社会を動かそうとしているのかを議論する。


ゲスト:石塚 理華 氏
一般社団法人 公共とデザイン 共同代表
〈多様なわたしたちによる新しい公共〉を目指し、ソーシャルイノベーション・スタジオ「公共とデザイン」を設立。企業・自治体・住民・課題の当事者と手を取り合い、民主的社会環境(クリエイティブデモクラシー)を耕すための取り組みに従事。渋谷区とのイノベーションラボ設立支援や、〈産む〉にまつわる価値観を問い直すプロジェクト『産まみ(む)めも』など。共著に『クリエイティブデモクラシー』(2023年、BNN)


ゲスト:石川 由佳子 氏
アーバン・エクスペリエンス・デザイナー (都市体験デザイナー)/ アーバニスト
「自分たちの手で、都市を使いこなす」ことをモットーに、国内外の様々な人生背景を持つ人たちと共に、市民参加型の都市体験のデザインを行う。( 株 ) ベネッセコーポレーション、( 株 ) ロフトワークを経て独立。都市体験のデザインスタジオ「一般社団法人 for Cities」を立ち上げ。同社団法人、共同代表理事。場のデザインプロジェクトを、東京(三菱地所/Sony Park miniなど)、京都、神戸(神戸市 / KIITOなど)アムステルダム、カイロ、ホーチミン、チェンマイなど国内外の複数都市で手がける。まちとみどりとの関係性を再編集する街路樹のデータプラットフォーム「Dear Tree Project」主宰し、地域や行政と組んだまちのみどりの利活用を行う。みどりを取り巻く仕事 のこれからを考え創造していく一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン協会理事。神田にコミュニティ拠点「watage」を立ち上げ、ユース世代のためのアーバンデザインスタジオとして活動を実施。リサーチ、企画、編集、教育プログラムの開発など、都市をテーマに行なう。 WIREDが選ぶ「リジェネラティブ・カンパニー・アワード2023」受賞。都市の中で、一番好きな瞬間は「帰り道」。


ゲスト:栗本 拓幸氏
株式会社Liquitous
1999年生まれ、NPO法人・一般社団法人理事を経て、2020年に株式会社Liquitousを起業。「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」を目指し、自治体におけるデジタル民主主義の基盤として、市民参画プラットフォーム「Liqlid」日本を開発。現在、京都市・日野市などの日本国内や中部ジャワ州ペカロンガン市などインドネシア共和国内の自治体などと協働。総務省 地方公共団体の経営財務マネジメント強化事業アドバイザー、大阪府・大阪公立大学「合意形成研究会」構成員など。


ファシリテーター:髙野 広海
ASIBA Producer / Government Relations
高度経済成長期の都市計画史を専門とし、ワンルーム住宅の都市史、大学紛争が都市計画教育・研究・職能像の展開に与えた影響などを研究。ASIBAでは自治体とのコラボレーションを通じた地域課題へのクリエイティブ・アプローチの創出を中心に、幅広いプロジェクトに参画している。2022年にはコロナ禍による異分野交流の減少を背景に、東京大学にて学内最大規模の分野横断型カンファレンスであるTEDxUTokyo を5年ぶりに復活させた。TEDxUTokyo 2022 代表 (Founder) / 第16回国際地理オリンピック日本代表


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▪️セッション③ 17:30-19:00:社会変革を見据えた、新たなクリエイティブ・エコシステムを考える


現代社会が直面する課題の多くは、既存の市場原理や経済合理性だけでは解決が困難な、あやふやで不確実性が高く、伝統的な市場原理だけでは、きっとこの状態の打開は難しいだろう。こうした社会状況に対して、建築・デザイン・アート領域等が持つ「創造的で美学的な未来への視座」こそがその打開策であり、それらの可能性を経済合理性から解放していくための新たなエコシステムが必要ではないだろうか?本セッションでは、クリエイティブの本来の価値や、社会的要請を再確認し、未来の文化を生み出していくための新たなエコシステムの姿を考える。


岡田 弘太郎 氏
一般社団法人デサイロ代表理事。一般社団法人B-Side Incubator代表理事。『WIRED』日本版エディター。クリエイティブ集団「PARTY」パートナー。2022年、人文・社会科学分野の研究者を中心としたシンクタンクである一般社団法人デサイロを設立し、産官学の多様なステークホルダーとの連携によるプロジェクト創出や知の拠点づくり、研究者とアーティストの協働によるアートフェスティバルのプロデュースなどを行う。1994年東京生まれ。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出。


ゲスト:中路 隼輔 氏
ANRI株式会社 プリンシパル
1991年、香川県生まれ。ANRIシニアプリンシパル、『FASTFORWARD』編集長、ANRI人文奨学金担当。早稲田大学在学時からスタートアップに関わり、新卒でGoogle Japanに入社。その後、LUXA、DCM venturesを経て、2018年からANRIに参画。シードラウンド中心に投資業務に携わる。不確実性が一番高いラウンドで、大きな変化をもたらせる企業への投資を挑戦中。


ゲスト:古市 奏文 氏
SIIF(一般財団法人 社会変革推進財団)事業部インパクト・カタリスト
大学卒業後、大手メーカーで製品開発に携わった後、外資系コンサルティング会社にて戦略コンサルティング・M&Aアドバイザリーの経験を積みました。その後、IT企業のコーポレートベンチャーキャピタルや独立系のベンチャーキャピタルにてベンチャー投資に従事し、2018年に当財団に参画。ソーシャル領域のキャピタリストとして活動。はたらくFUND(日本インパクト投資2号ファンド)の立ち上げや、シードアクセラレータープログラムのプロジェクトリーダーを務めました。22年より、インパクト・カタリストとして国内外の先行事例創出・研究などをリードしています。


ファシリテーター:森原 正希
ASIBA founder/Co-CEO/Designer
1999年生まれ、早稲田大学建築学科卒。大学在学中には海外インターンシップを通じて、若者へのリーダーシップ開発を営むAIESECにて日本支部事務局長を務め、その後XRスタートアップ、建築設計事務所、デザインファーム、非営利組織など、建築を起点に領域越境の多様な活動経験を経て、インキュベーション・シード支援/ASIBAを共同創業。シードスタートアップの支援や企業案件等のクリエイティブディレクション等を推進。早稲田大学建築学科にて、循環型建築の研究業務を担当。


会場にてASIBA採用相談会を並行開催!

本イベントを主催するASIBAは、幅広いポジションにおいて現在積極採用を行なっております。詳しくは、採用ページをご覧ください。
本イベント中の以下のネットワーキングの時間において、対面での採用相談会(SHIBUYA QWSにて)を開催します。
ASIBAの活動やメンバーに興味のある方は、セッション聴講と合わせて、「採用相談会チケット」を購入の上、ぜひご参加くださいませ。

・15:00-15:30@SHIBUYA QWS
・17:00-17:30@SHIBUYA QWS
・19:15–20:40@SHIBUYA QWS


Tickets
チケットは、すべてのセッションと最後の交流会に参加できる「スタンダードチケット(1日通し)」と、各種セッションと付随するネットワーキングに参加できる「セッション限定チケット」の2パターンをご用意しています。会場は限定40名ですので、2つ以上のセッションに参加されない方はセッション限定チケットを単体でご購入くださいませ。また、スタンダードチケットをご購入の場合でも途中退室等は自由となります。

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Information
日程:2025年11月21日(金) 13:00-20:40
主催:ASIBA、@カマタ
協力:一般社団法人デサイロ
会場:SHIBUYA QWS(渋谷スクランブルスクエア15F)
https://share.google/h7bJwYr9utasA1vic
定員:各セッション最大50名/途中入退場可能
※本イベントは、東京都による多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」における協定事業の一部です。

 

▼ASIBAとは
ASIBAは、建築、デザイン、アートなどのクリエイティブ領域に革新を起こす新たな「エコシステムビルダー」です。私たちは、クリエイターが自らの美学や感性、経験に基づいた内発的な問いを立て、社会と積極的に接点を構築し、新たな選択肢を提示していく姿勢を「Creative Entrepreneurship」と呼称し、活動の核に据えています。目指すのは、既存の枠に収まらない活動を行うクリエイターを肯定すること。そして、経済性や合理性の中でも個人の主体性を抑え込むことなく、「つくること」に挑み続けるためのエコシステムを構築すること。また、デザインスタジオとして、建築/空間/プロダクト/アプリケーションなど幅広いアクションを取り続け、「まだどこにもないもの」を作ろうとする挑戦への社会的な信頼と期待を取り戻したいと考えています。「Creative Entrepreneur」達の存在が、新たな発明をもたらし、次世代の文化を築いてくことを目指して活動を行っています。https://asiba.or.jp/media

▼@カマタ とは

@カマタ(アットカマタ)は点在するリソースをつなぎ合わせ、エリア全体をクリエイティブな環境に変えることをミッションとしています。 不動産、建築、アート、モノづくりなどを専門とするプレーヤーが集い2014 年にスタートしました。相互に影響を与え合うオープンなコミュニティである@ カマタが成長するなかで、より先進的な場づくりをめざし、 2018 年に生まれたのが株式会社@カマタです。 https://www.atkamata.jp/


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ご質問やご連絡は以下のメールアドレスまでお願いします。
ASIBA事務局: info@asiba.or.jp

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