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ドキュメンタリー映画『リペアカフェ』上映会&トークイベント
FabCafe Tokyo

2025-12-17

ドキュメンタリー映画『リペアカフェ』上映会&トークイベント

ゴールドウイン、CYKLUSなど、国内でリペアに取組む企業担当がゲスト登壇

情報元:ピーティックス ( Peatix )

人々がモノの“修理”を通じて助け合いながら地域の繋がりを再生する姿を描く、ドキュメンタリー映画『リペアカフェ』上映会&トークイベントを開催。

さらに、株式会社ゴールドウイン、合同会社CYKLUSといった、国内でリペアの取組みを実践している企業の方々をゲストに、企業と生活者がともにモノをつくる・使う・再生する責任を分かち合いながら、持続可能な社会を実現する方策を考えるクロストークも行います。

来たるべき大量生産・消費時代の終焉に向けて

壊れたものを捨て、新しいモノを買うのが当たり前な現代。

背景には、大量生産・大量消費を加速する企業間競争のあり方や、先端的テクノロジーを活用した製品の普及などにより、モノが壊れてしまった「その後」がブラックボックス化し、人々の営みから“修理”が遠のいている状況があります。

地球環境の破壊や地球資源の危機的状況を背景に、欧州では、2024年7月に消費者が製品を修理しやすくなることを目指す「製品の修理を促進する共通指令」(いわゆる修理する権利司令)が公布されました。これにより、テレビや携帯電話を含む11品目について、メーカーは修理可能な製品を修理することを義務付けられています。

日本でも、同年7月に関係閣僚会議が開催され、リペアを通じた地域活性化やライフスタイル転換の必要性が議論されています。

手触り感のある活動から、私たちとモノとの関係を編み直す

より持続可能な経済・社会システムへ移行するために、私たちにできるアクションとは何でしょうか?

さまざまな課題がある中で、オランダのアムステルダムで発祥した「リペアカフェ」はひとつの具体的なアプローチを提示しています。リペアカフェは、壊れた家電や服、自転車など、身の回りのあらゆるものを持ち込むと、地域のボランティアが無料で修理してくれる場所です。

本イベントでは、このリペアカフェを舞台にしたドキュメンタリー映画を上映します。

ドキュメンタリー映画『リペアカフェ』について

「修理したいのはモノだけじゃなかった。」

お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれるオランダ発祥のリペアカフェ。彼らはモノを修理するだけではない。

離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」…

リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある。

公式Webサイト https://ideasforgood.jp/documentary-repair-cafe/

(30分 | 日本語字幕 | 英題 The Repair Cafe | 制作年: 2024年 | 企画制作 IDEAS FOR GOOD)

文化としての“修理”の可能性を探り、新たな仕組みをつくる

今回の上映会&トークイベントでは、オランダにおけるリペアカフェの活動を糸口に、人とモノとのパーソナルな関係から、人・モノ(資源)・企業・社会との関係まで視点を行き来しながら、改めて文化としての“修理”の可能性に目を向けます。

映画上映後、監督を務めたIDEAS FOR GOODの瀬沢正人さんと、日本国内でリペア事業を展開している株式会社ゴールドウイン ザ・ノース・フェイス事業本部 畑野健一さん、合同会社CYKULS 平田健夫さんによるクロストークを行います。

日本の状況や文化的な特性にも照らし合わせながら、企業と生活者が、モノをつくる・使う・再生する責任を分かち合うための活動や仕組みのデザインについて掘り下げます。

持続可能な社会への一歩を踏み出すために、私たちは“修理”を通して何ができるのか。垣根をこえて話し合う一夜に、ぜひ足をお運びください。

スピーカー

瀬沢 正人/IDEAS FOR GOOD編集部 クリエイティブ・ディレクター
畑野 健一/株式会社ゴールドウイン ザ・ノース・フェイス事業本部 ザ・ノース・フェイスアパレル事業部 エキスパート
平田 健夫/合同会社CYKLUS CEO
岩沢 エリ/株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティング リーダー
金岡 大輝/FabCafe Tokyo CTO

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