SHIBUYA × WATCH
渋谷駅東口地下広場内の「UPLIGHT COFFEE(アップライトカフェ)」で11月21日と22日の2日間にわたり、世界的フォトグラファーのレスリー・キーさんによるフォトイベント「GOOD アガる PHOTO EVENT」が開催された。一般参加者を対象に行われた同イベントには、2日間で約210組が参加し、会場は終始にぎわいを見せた。
このイベントは、11月17日から展開が始まった東急の新ビジュアル・CM第3弾「GOOD アガる↑ SHIBUYA NAVI」篇と連動した企画。同CMシリーズでは俳優・仲里依紗さんがナビゲーターとなり、ピクセルアート調の世界観で東急が取り組む歩行者動線の整備や街のイベントを紹介する。第1弾は今年7月に公開され、公式YouTubeでは累計1100万回以上再生、街中でもポスターやサイネージ、東急バスのラッピングなど、広範囲で展開され話題を集めている。

シンガポール出身で東京を拠点に活動するフォトグラファー、レスリー・キーさん
今回のフォトイベントでは、ファッション誌や広告で多数の作品を手がけるレスリー・キーさんが、本格的なライティングとディレクションのもと、一般来場者の“アガる”瞬間を撮影。トップフォトグラファーの起用について、企画担当の東急・新里彩さんは「第1弾から第3弾までビジュアル撮影を担当するレスリーさんから、『一般の人を呼んで渋谷でフォトイベントをやったら絶対楽しい!』と逆提案があったことがきっかけ」と話す。

撮影は「SHIBUYA TOQ pass」アプリから事前申し込みした利用者を中心に無料で実施。カフェ店頭に設けられた撮影スペースには、仕事帰りの会社員や友人同士のグループなど、さまざまな人が訪れた。「みんなに見られて恥ずかしい」と戸惑う姿も見られたが、レスリーさんの軽快な声掛けで徐々に緊張がほぐれ、ライトに照らされながら笑顔やポーズを決めていった。




撮影後にはモニターをのぞき込み、「こんな表情してたんだ」「カッコいい!」と歓声が上がる場面も。東急公式Instagramをフォローすると、SNSへの投稿に適した5点の撮影データをその場で受け取ることができる。

まるでスターやモデルになったような特別な体験に、参加者からは好評の声が多く聞かれた。

フォトイベントに参加したローズマットさん
また、初日には、レスリーさんと親交の深いモデルでタレントのマットさんもイベントに参加し、撮影会を楽しんでいた。
渋谷駅周辺では再開発に伴い、人の流れを生み出す広場の活用が進んでおり、東急は「GOODアガる↑」をキーワードに、街での日常をより楽しめる施策を強化している。今回のフォトイベントも、CMやポスターと連動し、「街の取り組みを体験として感じてもらう」ための場として位置づけられている。新里さんは「渋谷に馴染みがある方も、そうでない方も、渋谷に来たら“ワクワクする”“テンションがアがる”体験をしてもらい、そして“また来たい”と思ってもらえるとうれしい」と期待を寄せた。

渋谷駅東口地下広場では、11月17日から30日まで新ビジュアルのポスターが全面掲出され、広場一帯がその世界観に包まれている。今回、撮影に参加した人々からは多くの笑顔がこぼれ、文字通り“テンションのアガる”体験となっていたようだ。








