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SHIBUYA × EVENT

「渋谷クリスマスマーケット2025」開幕 渋谷に“欧州×ハワイ”の2つマーケット誕生
渋谷区立宮下公園

2025-12-01

「渋谷クリスマスマーケット2025」開幕 渋谷に“欧州×ハワイ”の2つマーケット誕生

宮下公園・代々木公園BE STAGE・北谷公園

東京・渋谷で12月1日、新たなクリスマスイベント「SHIBUYA CHRISTMAS MARKET 2025」が開幕した。初開催となる今回のイベントは、宮下公園、北谷公園、代々木公園BE STAGEの3会場を舞台に、「ヨーロピアン」と「ハワイアン」という異なる2つのコンセプトで展開する都市型のクリスマスマーケット。

渋谷の街を歩いて楽しむ、3会場のクリスマス体験

開催期間は12月1日から25日までの25日間(北谷公園は12月12日~14日の3日間)。宮下公園では本場ドイツを思わせる「ヨーロピアンマーケット」を、代々木公園BE STAGEでは常夏の雰囲気に包まれた「ハワイアンマーケット」をそれぞれ開催。渋谷の街を歩きながら、文化がそれぞれ異なる2つのマーケットを楽しめる構成となっている。

点灯式前の宮下公園会場

点灯式とライブで華やかに開幕

点灯式後の宮下公園会場、幻想的なイルミネーションが園内を包み込む

クリスマスドームやオーナメント 、サンタマトリョーシカなどのクリスマスの装飾、フードなどの販売テントが並ぶ

初日の12月1日には、宮下公園と代々木公園でイルミネーションの点灯式が行われた。宮下公園では17時から、代々木公園では17時30分からそれぞれカウントダウンとともに光が灯り、会場は温かな歓声に包まれた。点灯後には、テーマソングを担当するアーティスト・平井大さんによるライブも行われ、華やかな幕開けとなった。

アーティスト・平井大さんのライブ風景

ドイツの伝統が渋谷で新たに進化

クリスマスマーケットの発祥はドイツで、1393年にフランクフルトで始まったとされる。現在ではベルリンだけでも50以上、ドイツ全体で約2,500ものマーケットが開催されているという。横浜赤レンガ倉庫など、日本各地でもドイツの雰囲気を再現したマーケットが人気を集めているが、今回の渋谷版は“ヨーロッパ×ハワイ”というユニークな組み合わせで、多拠点を巡りながら異なる世界観を楽しめるのが特徴だ。

代々木公園BE STAGEで開催中の 「ハワイアンマーケット」。サーフボードを抱えたサンタなど、常夏ハワイをイメージした入口

「ハワイアンマーケット」の風景

街の複数会場を舞台に展開するこのイベントは、渋谷の冬を彩る新たな風物詩としての定着を目指す。異なる文化とスタイルを一度に体験できる「渋谷ならではのクリスマスマーケット」として、今後の発展にも期待が寄せられている。

開催概要
  • 渋谷クリスマスマーケット2025
  • 会場:渋谷区立宮下公園/渋谷区立北谷公園/代々木公園BE STAGE
  • 会期:2025年12月1日(月)~12月25日(木)
       ※北谷公園は12月12日(金)~14日(日)
  • 入場:無料(特定日はマグカップ付1,500円)
  • 主催:渋谷クリスマスマーケット実行委員会
  • 主催:Bunkamura
  • 後援:一般財団法人渋谷区観光協会
  • 協力:一般社団法人渋谷区未来デザイン、渋谷区商店街連合会中央ブロック
  • 公式:ウェブサイト

開催場所