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通勤途中に立ち寄れる! 渋谷駅直結の「東急ストア」  ランチ需要を満たすデリ充実
東急ストア 渋谷サクラステージ店

通勤途中に立ち寄れる! 渋谷駅直結の「東急ストア」 ランチ需要を満たすデリ充実

渋谷駅直結の商業施設「渋谷サクラステージ」2階に「東急ストア 渋谷サクラステージ店」が、7月25日にオープンする。

現在、渋谷駅には「成城石井 渋谷東急フードショー店」と「紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店」といった高級スーパーしかなく、輸入食品やオーガニック商品などの特定の商品購入には便利だが、日常使いには向かない。また、周辺エリアには「ライフ 渋谷東店」「サミットストア 代官山鉢山町店」「ピーコックストア 恵比寿南店」などがあるが、一番近いライフでも駅からかなり離れている。かつては、建て替え前の東急プラザ地下1階に生鮮食品売り場「丸鮮渋谷市場」があり、駅周辺で暮らす人々にとって便利だったが、2015年に再開発工事に伴い閉店。以来、渋谷駅近くには長らくスーパーがなかった。

「西口デッキ(2階)」から、そのまま渋谷サクラステージ内の「東急ストア」に接続できる。JR渋谷駅西口(1階)からも、JR新南改札(3階)からもアクセスができる。

今回、渋谷駅と渋谷フクラス、渋谷サクラステージをつなぐ「西口デッキ(2階)」と同じフロアに「東急ストア」がオープンする。通勤や移動の途中でスーパーに自然とアクセスできるため、非常に利便性が高い。売場面積は874平方メートル(264坪)と通常のストアに比べると小型店であるが、渋谷で暮らす人や働くワーカーにとって待ちに待った朗報といえるだろう。ワーカーや若い単身者が多いエリアを意識して、同ストアでは朝食や昼食需要に対応した商品を中心に取り扱うほか、使い切りや食べきれる「少量サイズ」、調理不要の「即食・レンジアップ商品」、スイーツやお惣菜などの品揃えを充実させる。

ワーカーや単身者向けに「東急ストア 渋谷サクラステージ店」では、デリカコーナーの品ぞろえが豊富。

中でも注目は、店頭の一番良い位置にあるデリカコーナーだ。

お弁当ごとに「できたて時間」を掲示し、作り立てのお弁当を提供する。

「厚切り銀鮭西京焼き海苔弁当」(688円)は、渋谷サクラステージで調理している。ラベルにも製造者として表記されている。

鉄板焼きやお弁当、同社オリジナル「RICH DELI(リッチデリ)」シリーズの寿司、丼物、サラダ、スイーツなど、渋谷サクラステージ地下にある調理場で製造した「できたて」の商品も並ぶ。

左=「鶏肉の黒酢和え弁当」(498円)、右=「国産和牛入り 和風ハンバーグ弁当」(598円)

価格も魅力的で、「関西風お好み焼き&鉄板炒め焼きそば」(398円)、「鶏肉の黒酢和え弁当」(498円)、「国産和牛入り 和風ハンバーグ弁当」(598円)、「厚切り銀鮭西京焼き海苔弁当」(688円)など、「500円」前後で購入できる。渋谷駅周辺の外食ランチは1000円以下のものが少なくなりつつある中、これらのお弁当の安さはオープン後、きっと人気を得るだろう。駅直結という立地から、朝の通勤時に東急ストアでお弁当を買ってから出社するというルーティーンも作りやすい。

「まな板いらず」をテーマにしたカット野菜や、少量小分け食材がそろう。

冷凍食品などがそろう「FROZEN」コーナー

一方、郊外店と異なり同店には精肉、鮮魚などの加工・調理を行うスペースがないため、少量小分けパックがメインだ。その分、単身者向けに「まな板いらず」をテーマにしたカット野菜や冷凍食品、少量サイズのおつまみなどに力を入れている。さらに渋谷・MIYASHITA PARK内のワイン醸造施設「超都市型」ワイナリーで醸造したハチ公ラベルのワインや、渋谷をイメージしたビール「渋生」といった渋谷にちなんだお酒など、リカー類も充実している。会社帰りや残業で遅くなった時など、ここでサッと買い物を済ませて家路に急ぐこともできるだろう。

渋谷3丁目、道玄坂1丁目、桜丘町・南平台あたりで働くワーカーには必須のスーパーといえそうだ。

営業時間は9時〜22時(平日)、9時〜21時(土日)。年中無休。

開催場所

取材・執筆

編集部・フジイ タカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。