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葛飾北斎の名画を五感で楽しむ「HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO」展、渋谷で開幕
東急プラザ渋谷3階

2025-02-01

葛飾北斎の名画を五感で楽しむ「HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO」展、渋谷で開幕

新感覚イマーシブ・エンタテインメント

東急プラザ渋谷で2025年2月1日、新感覚イマーシブ・エンタテインメント「HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO」展が始まった。

同展は、90歳までに3万点以上の作品を生み出した浮世絵師・葛飾北斎の世界を、多面的な才能と、浮世絵に込められた物語をさまざまな角度から探求し、文化庁や山梨県立博物館の協力のもと、映像、サウンド、触覚を駆使したイマーシブ体験で再現する試み。

葛飾北斎が描いた「冨嶽三十六景」を中心に、北斎が見ていたであろう江戸時代の景色を、超高精細な映像と革新的な技術で来場者の目の前に再現し、追体験することができる。「光」「風」「大地」といったテーマに基づく7つのゾーンでフロアを構成し、それぞれのゾーンが北斎の持つ多面的な魅力を表現している。

北斎の世界を体感できる7つのゾーン

作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館

「光の部屋」では、アルステクネ社の特許技術を活用した超高精細デジタル画像とロウソクのようにゆらめく光のインスタレーションが融合し、北斎の「冨嶽三十六景」が新たな姿で浮かび上がる。「大地の部屋」では、ソニーの触覚技術「床型ハプティクス」によって、美しい富士山の麓を実際に歩いているかのような感触が体験できる。さらに「風の部屋」では、ソニー独自の「風ハプティクス技術」により、北斎が描いた目に見えない「風」の姿を克明に描き出す。冨嶽の世界を空中散歩しながら、当時の江戸の息吹を感じることができる。

北斎の部屋 北斎の見た世界のイメージ

そして、「北斎の部屋」は、北斎の世界を五感で体感し、没入できるコンテンツとなっている。ソニーの高精細LEDディスプレイと、アルステクネ社の特許技術である超高精細イメージデータにより、クオリティ高い映像空間を実現。大胆かつ緻密な構図や、彫り師や刷り師の卓越した技術によるディテールと質感が、目の前にリアルによみがえる。

北斎が切り取った江戸の一瞬の世界を五感で味わい、彼の思考や視点に入り込むような、全く新しい没入型体験が楽しめる。北斎ファンのみならず、アートやテクノロジーに興味を持つ人びとにも刺激を与えてくれそうだ。

会期は6月1日まで。

開催概要
  • 名称:HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO
  • 会期:2025年2月1日(土)~6月1日(日)
  • 場所:東急プラザ渋谷3階
  • 料金: 一般=3,500円、学生=2,200円、中学生以下=1,500円
  • 主催:HOKUSAI : ANOTHER STORY 製作委員会
  • 公式: https://hokusai.anotherstory.world/

開催場所