五穀豊穣や無病息災を祈願して行われる「金王八幡宮例大祭」が2024年9月12日（木）〜15日（日）、金王八幡宮（渋谷3）で開催される。

1092年に鎮座以来、今年で932年を迎える「金王八幡宮」は、「渋谷の氏神様」として地元で親しまれている。例大祭では境内を「大祭特別祈祷」（社殿）、「神楽ステージ」（神楽殿）、「子供縁日（公園スぺ―ス）」、「未来縁日（フードコート、駐車場スペース）」の4つのスペースに分け、ライブやイベント、屋台など様々なにぎわい行事を行う。

BEGIN奉納ライブの様子（2023年9月撮影）

12日の神楽ステージでは、石垣島出身3人組バンド「BEGIN（ビギン）」の奉納ライブが行われる。「渋谷を第二の故郷」と公言するBEGINは例年、同祭でフリーライブを行うのが恒例となっている。また、今年の渋谷駅前盆踊り大会では、盆踊りに合わせて新曲「渋谷百年総踊り」を披露し、渋谷の人々に愛されるアーティストとして定着しつつある。今回の奉納ライブでも「渋谷百年総踊り」を演奏することだろう。

境内にはたくさんの屋台が出店する

14日の神楽ステージでは、東インド古典舞踊オリッシー（12時～）、渋谷の民話（16時～）、鹿児島おはら節（17時～）、パントマイム（20時～）などのライブやショー。14日・15日の「子供縁日」では、金魚すくいやヨーヨー釣り、綿菓子、射的、似顔絵、ご当地キャラと遊ぼうなど、子ども向けの出店やイベントを行う。

「子供縁日」の様子。ご当地キャラも遊びにやってくる。

また今年は、新型コロナ感染が拡大した2020年から自粛していた「未来縁日（フードコート）」が5年ぶりに復活する。金王八幡宮入口近くの駐車場スペースにキッチンカー11台が出店し、ケバブやステーキ、揚げたこ焼き、ビール、フルーツスカッシュなどを販売する。営業は14日・15日11時～21日。

最終日15日には、３年毎のご鳳輦（ほうれん）の渡御と、渋谷の各町会から参加した14基の町神輿がSHIBUYA109前に集結し、道玄坂神輿連合渡御が行われる。「ワッショイ！」の声が渋谷駅前に響く連合渡御は圧巻で、お祭りの一番の盛り上がりとなる。神楽殿では終日、里神楽奉納（相模流里神楽萩原社中）、19時頃に境内で福徳の舞を行い、お菓子を撒く。

フェス気分で渋谷のお祭りに出かけてみてはいかがだろうか。

下記の公式ホームページに表示されている「引換券」を子供縁日で表示して見せると、ジュース1本プレゼント（1日限定200本）→公式ホームページ

開催場所